メーカーの宣伝文句だけを頼りに脱毛クリーム選びをしてはいけません


メーカーの宣伝文句だけを頼りに脱毛クリーム選びをしてはいけませんブログ:03月11日


結婚して数年経って、
平穏な毎日を送っている今も、
ぼくにはしばしば眺めている数枚の写真があります。

それは
ママと幼いぼくが写った数枚の記念写真。

大阪の街角で、青い染め抜きの花模様の着物を着て、
微笑むママのそばでにっこりしているおかっぱ頭のぼく。

どこまでも広がる黄色い菜の花畑で、
花に顔をうずめている小さなぼくと、
それを見守るママの優しい笑顔。

長い一本の道を、
手をつないで歩いていくママとぼくの後姿…

子供の頃の思い出の横にはいつもママがいて、
ぼくはこんなにもママに見守られて、
育まれてきたのだという実感が、いつも心を暖かくしてくれます。

でも子育てをしてみて
ぼくは初めて気がついたことがあります。

それは、
ママとの思い出の数々を今日の日まで残してくれたのは、
そのフレームの中にはいない親父だったということ。

不思議なくらい、今の今まで気がつかなかった…

お子さんが生まれて、
ぼくがカメラを持つようになり、
アルバムを作ってみれば…

そこには、
お子さんを抱く夫、
お子さんをお風呂に入れる夫、
お子さんをお子さん寝かしつける夫…

ぼくとの写真なんてまるでなくて、
これじゃ将来うちの娘はぼくが育児放棄をしたと思うかなぁ…なんて
苦笑いしています。

写真という記憶の不思議。
フレームに存在しないという、存在感。

「気づくのが遅くなっちゃいましたね。お父さん」

でも間に合って、よかった。
今までずっと、ありがとう…

控えめな親父の深い真心に、
ぼくは心から感謝しています。

親父のおかげで、
ぼくもママも幸せな思い出をいつまでも
抱き続けることができるんですね。


ホーム サイトマップ